呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国179売場の2015年の業績、半数以上が下落

中国全国にある179の売り場の業績です。半数以上が下落してます。このうち、8つが2014年または2015年に開業したばかりのところですので、あまり参考にならず、その他171か所を中心に見ていくことになりますが、半数以上が前年比マイナスとなっています。個人消費は堅調と思われていましたが、売り場の状況を見る限りは必ずしもそうとも言い切れないようです。落ち込んでいるのは百貨店が多いです。

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前年比プラスが39%、前年比マイナスが55%という結果です。百貨店の落ち込みが目立っており、前年比マイナスとなった95施設の売り場のうち87施設が百貨店で、なんと92%も占めています。そして前年比10%以上ものマイナスとなったのが40施設もあります。高級品主体となっている百貨店がぜいたく品引き締めの流れの中で落ち込みが目立つという論評がありますが、なんとなく百貨店も斜陽産業化しつつあるようにも思えます。

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前年比プラスとなった66施設のうち、ショッピングモールが48%、百貨店が44%、アウトレットが8%を占めています。このうち、10%以上のプラスとなった28施設のうち21施設がショッピングモール、3施設がアウトレットです。

百貨店が斜陽産業化しつつあるのではないかとか書きましたが、それでもいまのところこの統計では百貨店の業績が2004億元に対して、ショッピングモールが1123元、まだまだ百貨店の比率が大きいのが現状です。

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ショッピングモールの平均売上高は22億元で、これは百貨店の16.6億元よりも大きくなっています。面積が違うから当たり前といえば当たり前なのですが、百貨店もそのうち日本と同じような道をたどっていくような気がします。ショッピングモールはというと、これはこれで作り過ぎという問題がありますので、その辺が気になりますね。


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