呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

北京・上海・広州・深圳の店舗賃料状況

中国のショッピングモールの賃料について見ていきましょう。下表は北京・上海・広州・深圳の高級ショッピングモールの1階テナントの平均賃料です。深圳が前年比0.5%プラスとなっていますが、その他都市は軒並みダウンしています。供給量が増えたため下がっており、ニーズはまだまだあるという見方があります。それは下落したいずれの都市も同じ状況のようです。さて、上海の高級ショッピングモールの賃料、果たしてどれくらい高いのでしょうか。トップの上海の水準が1164元/㎡/月、ツボに引き直すとだいたい7万円/坪/月になります。

(出所:高力国際研究部)

これがどれくらい高いのかは比較するのが一番わかりやすいと思いますので、銀座の賃料をちょっと調べてみました。

(出所:日本不動産研究所)

銀座の1階店舗の平均が63900円なので、中国の高級ショッピングモールより少し安いレベルとなっています。上海は銀座よりも高いのですね。

さて、北京・上海・広州のショッピングモールの賃料が下がってるのは供給量が増加したことに依る問うことですが、果たしてどれくらい増加したのでしょうか。

(出所:高力国際研究部)

 

この棒グラフですが、全体面積ではなくて新たに増えた(増える)面積のデータです。広州がほぼ昨年並みに増加するというだけでも驚きなのですが、北京・上海・広州あたりは昨年のほぼ倍ですよ。大丈夫かなと思うのですが、それでもそれなりに予約は入っている模様。これは高級ショッピングモールだけの話いで、確かに高級なところはちゃんと埋まっていいます。このランクあたりだとまだまだ人気が根強いんですね。


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