呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国のホテル料金推移

サヴィルズが中国のホテル市場に関するレポートを発表しています。

まず、都市等級別の五つ星ホテルの宿泊料金推移を見ていきましょう。

一線都市が2013年年初をボトムに、以降上昇しています。それに対して、二・三線都市は下落傾向にあり、今がほぼボトムの状況です。一線都市と二・三線都市で開きがどんどん大きくなってしまってます。二線都市のホテル2015年第三四半期の宿泊率はわずか55%しかないとのこと。日本と比べると全日本シティホテル連盟(東京・品川)が発表した昨年9月の客室稼働率は、84.4%なので、30ポイント近くも差があります。日本の観光が調子がいいということもありますが、55%とはちょっと低すぎるのではないかと。ホテルが多過ぎるんでしょうかねえ。

 

 

次に、五つ星ホテルの客室平均収入の前年同期比データです。丸印高なので具体的気どこの都市か判別しにくいですが、北京・上海・広州あたりは堅調であるのに対して、薄緑色はおそらく二・三線都市が中心かと思うのですが、マイナスとなっています。地方としてももうちょっと元気かと思っていたのですが、ホテルに関してはそれほどでもない模様。

 

 

一線都市はホテルを建ててもそれなりに吸収できるけれども、二・三線都市で同じことをしてもなかなか吸収できないということなのでしょう。二・三線都市の比率が高いホテル事業者についてはちょっと注意してみる必要がありそうです。


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