呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

伸び行く中国ジョギング市場、市場規模は50億米ドル

 つい最近ジョギングを始めました。以前もやっていた時期があるのですが、なんとなくやめてしまい、走らないといけないなあと思っていたところ今回はビチっと決めていこうと覚悟を決めて走り始めました。

 さて、中国でもジョギングする人は見かけます。日本ほど多くないですが、それでも健康意識が高まってきたのでしょうか、以前よりずっと増えていると思います。

 

1.マラソン大会参加人数

 下表をご覧ください。アメリカと中国を比較しているのですが、ここではアメリカ(ピンク)のことは忘れて中国の数値だけ見ていきましょう。マラ祖損大会参加者が急増しており、2015年は2012年の3倍にもなります。

 

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赤:中国のマラソン大会数

オレンジ:マラソン参加人数

ピンク:アメリカのマラソン大会数

青:完走人数

 

2.マラソン大会開催都市

 2015年は前年より34都市も増えて79都市で開催されています。

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3.ジョギングする人の属性

 大学卒業以上の学歴を持つ人が67%、企業の管理ポジションにある人が28%います。そして家庭平均収入は10,699元と、これは運動しない人よりも36%も上回っています。一言で言えば、インテリが多いということでしょう。こういう層が健康式が高いということが言えるかと思います。繰り返しますが、私も最近ジョギングを始めています!

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4.用品購入

 ジョギングが盛んになるにつれ、スポーツ関連売り上げも増えていくことが予想されます。下表を見ますと、走り始めた人の消費ですが、スポーツシューズを買う人が80%、スポーツウェアを買う人が70%、スポーツ飲料を買う人が61%、その他運動アイテム(シューズとウェアを除く)が41%、フィットネスクラブ会員カードを買う人が30%に達しています。

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5.スマート商品

 スパートフォンを持つ人が81%、スマートウォッチを持つ人が91%、アクティビティ・トラッカーを持つ人が57%います。これらも結構な消費ですね。

 

6.運動アイテム消費

 運動アイテム(ここではシューズとウェアを含む)に対する消費もなかなかなものです。潜在的ランナー、一般ランナー、コアランナーとジョギングの本気度が上がるにつれて消費金額が上がりますが、コアランナーだと4594元、潜在ランナーでも2333元も消費してます。個人的にはどうしてこんな日費用がかかるのかわかりませんが、ちょっといいものを揃えようとするとこれくらいいってしまうのでしょう。

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7.スポーツ用品ブランドの売上

 主な企業のグレータ―チャイナ地区の売上高を見てみましょう。ジョギング関連だけでなく、各ブランドの全体売り上げになりますが、ナイキが30.67億米ドル(3,496億円)、アディダスが20億ユーロ(2,492億円)、李寧(中国ブランド)が3.64億元(63億元)の売上高です。ジョギング用品比率は20%を超えており、バスケットボールやサッカー用品を超えています。しかし伸び率もそうなのですが、中国だけでナイキとアディダスってこんなに売っているんですね。

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8.ジョギング市場の規模

 中国のジョギング関連の市場規模は50億米ドル、なかなかのものです。これがまだまだ増えていくでしょうから、さすがに放ってはおけませんな。

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