呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

チャイナストレス

 中国ビジネスの話の中でよくチャイナリスクという単語が出てきます。最近で言うとつい先日民事再生法を申請した江守グループホールディングスなんかがそうですね。多額の回収不能売掛金が原因とのこと。そして、その多額の回収不能売掛金の背後には現地中国人総経理が親族が経営していると思われる会社との間の取引がが原因のようであること。本社がちゃんとチェックしていればという声も聞こえてきそうですが、現地総経理をよほど日本のお偉い方から信頼していたのでしょう。そして、おそらく現地に派遣されていた駐在員は実態を把握していたのではないかと思うのです。売掛金がどこにどれだけ滞留しているかなんてすぐわかるはずですから。ところが、総経理があまりにも本社の覚えめでたい人であるがゆえに、駐在員がモノを言える雰囲気ではなかったのではないのかもしれません。実際にそういう会社がありますからね。そして、今回本格的にチェックして初めて発覚したということなのかと。後から振り返ることはいくらでもできるのですが、もっと総経理以外の声も聞いて実態把握すべきだったのでしょう。どこにどれだけ販売していて、どれだけの売掛金がたまっているか、現地総経理がその管理をやる気がなかったのであればもうどうしょうもないのですが、真面目な総経理であればそのあたり経営管理としてマメにチェックしてもらいたいと思います。

 さて、これらはチャイナリスクですが、中国に長く住んでいて、以前と比べてだいぶんよくなったとはいえストレスが溜まってしまうことは少なくありません。送付したバイク便がなかなか相手に届かない、通販で注文した書籍があまりに発送が遅いのでキャンセル手続きをし、電話でもその旨伝えたのに意地でも送付してきたり(こちらとしては返送するのが面倒)、あと、これは知り合いなのですが、商品に問題があったので返品申請いをしたところかえってきた返事がこれです。

 

 返品を拒絶しているのですが、そのコメントには

 拒絶原因:「商品返却後に返金処理」⇒これはまだわかります。

 拒絶説明:「返品返金は面倒」⇒???

 面倒だからという理由で正当な返品返金を拒否するとは!ほんとストレスたまります。こういうストレスったないときはないのですが、ある時は続くものなんですよね。カームダウンしなければ。


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