呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2014年中国チェーン企業トップ20

 中国連鎖経営協会より「中国連鎖百強」が発表されています。ここではスペースの関係からトップ100ではなくトップ20のみを紹介します。これだけでも小売業の勢力図がわかると思います。

 

1.チェーン企業TOP20

 トップは国美電器、第2位が蘇寧です。昨日の記事では蘇寧が国美を大きく突き放す形になっていましたが、今回の集計は上場・非上場共に合算したものなので、より全体の規模感が正しく反映されていると思います。1、2位が家電量販店、3-5位まではスーパーですね。トップの国美の売り上げが1434億元(約2.9兆円)で、これは2013/3月期のヤマダ電機の売上1.7兆円の1.7倍にもなります。

 

2.日用消費財TOP20

 日用消費財ということで、スーパーが多くランクインしております。トップが華潤万家ですが、これはテスコによる買収効果が後半7か月分組み入れられていることから大きく膨れ上がっており、テスコ部分を除けば台湾系の大潤発がトップです。ちなみに大潤発は中国でいまだ閉店知らずという驚異的な事実があり、よくみると売上高が前年比12.6%伸びています。トップどころでは断トツの伸びです。かつての外資スーパーの代表格であったカルフールはいまや大潤発の半分近くの売上しかないですね。

 

3.チェーン百貨企業

 百貨店ですね。万達が店舗数を大きく増やし、そして売り上げを大きく増やしていますが、総じてみると売り上げの伸びは決して強くない、というよりかは弱いです。中国も日本と同じく百貨店の斜陽化が始まっているといえるでしょう。

 

4.コンビニTOP20

 これは売上高ではなくて店舗数のランキングです。第1位と第2位はガソリンスタンド系の店舗で、店舗数が圧倒的に多く、これはちょっと特殊なのでこれは別とすると第3位の東莞の美宜佳が6390店舗もあります。日本になじみの深いところですと、13位にファミリーマート、14位にセブンイレブン、TOP20には入らなかったのですが、21位にローソンがランク入りしています。地方で店舗展開しているところも多く、上海あたりでは見かけないようなブランドも多くランク入りしています。店舗数を増やしているところとそうでないところがくっきり分かれていますね。


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