呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2014年度中国小売上場企業営業収入ランキング

 2014年度中国小売上場企業営業収入ランキングなるものが聯商網より公表されています。14社ほどがこの中に含まれておらず、全てが網羅されているわけではなく、上場企業部分のみの合計なのですが、一応の参考になるかと思います。カテゴリーとして百貨、超市(スーパー)、電気の3つに分かれております。この図を三つに分けたかったのですが、百貨のカテゴリーの企業数が多すぎて残念ながら私のテクニックではできませんでした。こ個で統計された企業数は63社、この63社の売上高は9,734.85億元で、前年比微増の+4.5%、このうち過半数にあたる36社が前年比マイナスとなっています。純利益総額は369.45億元で、このうち34社が前年比マイナスとなっています。

 

 百貨業は45社のうち32社が前年比マイナスとなっており、10%以上マイナスとなった企業が9社あります。青島にある民生控股という企業は金融業へのモデルチェンジを行っており、それもあって純利益はなんと1,392.97%増、小売業と金融業の内訳はわかりませんが、金融業の比率が高いようであればこのランキングから除外すべきでしょう。

 超市(スーパー)の13社のうち、9社は増収、しかし純利益を伸ばしているのは5社どまりです。上のランクされている企業は売り上げを伸ばしているなあと思ったのですが、第2位の華潤万家は利益ベースでは12.7%も落ち込んでいますね。

 

 最後に電器ですが、特段目立つほどではないですが押しなべて増収となっています。3位の宏図はやや減益となっていますが、蘇寧の増益率は目を見張ります。なぜこんなにと思ってちょっと調べたところ、REITs取引での稼ぎがかなり大きかったようです。小売り以外の収益源を見つけたようですね。

 


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