呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国初の執事養成学校

 昨年夏に中国初の執事養成学校The International Butler Academy(TIBA)の分院が成都で開業しました。

 

   

   

 

 6週間の学費は4万元で、ここを卒業した後の卒業生の月給は2万元をくだらないとのこと。2万元って40万円、賞与1ヶ月つくとすると年収520万円ですよ。執事って結構稼げる職種みたいですが、こんなにもらえるものなんですね。果たしてどれだけのレベルでしょうかねえ。

 

 先日日本からの客人と一緒に中国国内フライトのチェックインしたのですが、手続きをしている女性の表情があまりにも無表情、見ようによっては怒っているように見えたのことに対して客人から「こんなものですか」と聞かれ、私が「可もなく不可もなく、こんなもんですよ」と回答したように、中国の一般的なサービスレベルは決して高くありません。さすがに以前よりはよくなってきたと思いますし(1995年の広州はきつかった)、高級店に行くとさすがに立派な対応をしてくれますが、心のどこかでぞんざいな対応をしてくるのではないかという不安を持っている自分がいます。でもまあ確かにちゃんとしているので、やってやれないことはないのでしょう。日本のおもてなしって欧米のチップ制みたいな見返りがない中で提供するところが特徴なのかと思うのですが、中国でも欧米みたく、見返りがあればきっちりとした対応をしてくれるのかな。中国ではチップ制は浸透していないので、見返りを与えようとすると待遇を厚くするしかないと思うのですが、これの行きつくところが執事のレベルですよね。さすがにこれだけの高待遇だとちゃんとやってくれるでしょうね。

 

 執事養成学校とまでは行かないまでも、中国企業に対するマナー研修を行っている企業があり、それなりに受け入れられているとも思います。ただ、今までのやり方を変えようとすることに対して不満をなじる反抗勢力もいるようでして、そのあたりでマネー研修の講師がご苦労されるケースもありやに聞いております。マナー研修に行ってマナーの悪い輩に排除されるなんて、なんともばかばかしく、それがまかり通ってしまう会社であれば最初からやる意味ないですよね。


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