呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

上海の小区の管理費の徴収率

 前回の記事で管理費徴収率が低いのではないかということで「住宅管理会社も大変だ」という記事を書きましたが、そのデータを見つけました。

 上海市物業業界協会によると、上海の8,000余りの小区(日本の団地に相当)のうち、1平方メートル当たり2元以上の管理費を徴収するところは徴収率が90%以上なのですが、1平方メートル当たり2元以下のところだと徴収率は7割以下、要するに管理費の安いところほど徴収率が低いということです。そして售后公房(面積が小さく、価格が総じて45万元以内)の住宅だとこれがなんと5割以下で過ぎないとのこと。これだけ徴収率が低いとそりゃあ管理レベルも低くなります。銀行振替という方法もあるので、その手続きさえすれば滞納するなんてことがほとんどなくなるはずだと思うのですが、あまりはやっていないのでしょうか。請求書を受け取ってから窓口やコンビニで支払う人をよく見かけますし、最近だとアリペイ等を通じて支払っている人も多いかと思います。自己管理ができちなくて意図せずして遅れてしまう人もいるでしょうが、徴収率がこれだけ低いということはそもそも払う気があんまりないと決めつけてもいいくらいかと思います。さすがに立派なマンションだとこんなこともないのでしょうが、庶民レベルだとまだまだこんなもんなんだなあ。


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