呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国自動車アフターマーケットの市場規模は6000億元、前年比30%の成長

 《2014中国自動車アフターマーケット連鎖経営研究報告》なるものが発表されており、今日は中国の自動車アフターマーケットについて紹介します。自動車アフターマーケットとは自動車パーツの販売、自動車用品の販売、自動車メンテナンス、整備、オートビューティー、改造、中古車、レンタカー、自動車保険、自動車ECサービス等領域があり、これらの市場規模が6000億元に達し、前年比30%増加しています。これらの中で一般的には部品・用品販売やメンテナンスのイメージが強いかと思います。日系企業もこのマーケットにいくつか進出していますが、あまりぱっとしない印象があります。

 

 さて、ユーザー側から見ていきましょう。85%の自動車の持ち主は少なくとも半年に一回自動車に対して定期的な整備を行い、この変換平均費用が5,279元で、前年比50%の増加となっています。中国の自動車の整備状況はかなりひどい印象を持っていたのですが、この数値だけを見る限りでは割と気を使っているといえます。こんな状況なので、自動車アフターマーケット自体は今後も年間平均30%の成長を続け、2018年には1兆元市場になるという予想もあります。

 

 このように明るさを感じさせる市場ですが、現状だけ見ますと小さな会社が多く、市場集中度も低いのが現状です。ただし、伸ばしていこうとしているところはフランチャイズ形態で伸ばしていこうと考えており、伸ばそうとしている会社のうち7割くらいがフランチャイズでの拡大を検討中です。

 

 自動車がこれだけ多くなってくるとさすがにメンテナンス関係もよくなってくるのでしょう。確かに所々でそれらしきお店を見かけます。翻ってバイクはというと、あいも変わらずその辺の修理屋しかない状態で、これが自動車メンテナンスのような感じで伸びていくとはとても思えない。特約修理店の看板があるところでも対応はめちゃくちゃだし。部品交換が必要じゃないかというと、その会社倒産したから部品がないと貨幣で言いますからねえ。もちろん倒産しているなんて言うのはその場しのぎの言い逃れ。めんどくさかったのでしょう。このあたりは今でもオールドチャイナをかなり感じさせられます。バイクに関しては当分変わらなさそうだな。


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