呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

上海人は飽きっぽい?

 上海で大人気だった「てつおじさんの店」、チーズケーキのお店ですね。中国だと「徹思叔叔」といいます。上海で今30店舗余り(中国全土では40数都市で120店舗余り)があるのですが、なんと少なくとも20店舗閉店するという噂が出ています。あくまで噂でして、てつおじさんの店の総代理である上海香思食品有限公司という会社はそれを否定しています。なんても、20店舗が店舗の賃借期限が到来するという話であり、閉店するというわけではないとコメントしています。12月に期限が来る日月光店、2月に期限が来る久光店、いずれも継続交渉中とのことです。総代理の会社によると、直営手であれば投資回収はわずか2か月、加盟店でも1年以内に加盟費も含むすべての投資を回収できるそうなので、これだけ聞くと魅力を感じるのですが、しかし、こんな噂が出るのも人気が下火になっているからなのでしょうか。そういえば以前はものすごく並んでいて、購入するまでに結構時間がかかったものですが、最近はそうでもありません。数か月前に購入したことがありますが、特に並んだわけではなかったです。

 

 そもそも商品数も少ないので真似しやすいこと、そして同じようなもの、パクリっぽいものが現れてきたことによる影響ではないかという見方があります。似たようなものってどんなのか見ていきましょう。

 

 「てつおじさん」はこれです。

 

 「瑞可爺爺」はこれです。日本語風に読もうとするとリック爺さんとでもいえばいいでしょうか。

 

 これはどちらかというと「りくろーおじさん」のパクリですね。もうまんまぱくりですね。ちなみりくろーおじさんは大阪の会社でして中国には進出していません。

 

 「TOM叔叔」はこれです。

  イラストが似ているというわけではないですが、テイストは同じですし、名称的にはパクリっぽいですよね。台湾からやってきたというのがうたい文句だそうですが、本当なのでしょうか。

 

 しかしまあ上海人とはなんと残酷なでしょうか。ついこないだまであんなに並んでいたのに今では全然だなんて。よほど飽きっぽいのでしょうか。

 

 なんでも85度Cも同じように飽きられた時代があったのですが、それを「コーヒー+パン+ケーキ」と多角化することで単品経営から抜け出していったそうです。中国って一つのもので勝負するのってやはり難しいのだろうか。ラーメンとかカレーが受け入れられるようになってきたので、ようやく単品勝負ができる時代になってきたかと思ったのだが、単品すぎるとまだ難しいのでしょうか。


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