呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

人気の飲食店の損益を見てみよう

 外婆家というレストランがあります。私は行ったことがありません。とても混んでるのです。混んでるというよりかなり並んでいるのです。ちょっとくらいならともかく、かなり並んでいるので、並ぶのが嫌いな私は結果として一度も言ったことがありません。そんなにおいしいのかね?おいしいかどうかはともかく、この外婆家の損益表(推測ですが)で損益構造を見てみましょう。

 

 300席×60元(単価)×4回転=72,000元(一日当たり売上)

 食材コスト:45%

 光熱費コスト:5%

 税コスト:5%

 以上を通算したうえでの粗利率は45%となります。

 ということは、一日当たりの粗利益は32,400元となります。一か月だと985,500元になります。さて、ここからその他コストを引いていきます。

 給与:240,000元(平均4000元×60人)

 賃料:146,000元(8元/日/㎡で600㎡を前提、売上高対比約6.7%と中国内としてはかなり低い数値となっています)

 福利48,000元(給与の20%で計算)

 通信:3,000元

 事務費:1,000元

 メンテナンス費用:1,000元

 接待費:2,000元

 その他:3,000元 

 これら小計で444,000元となります。

 これらを通算すると毎月の利益は約541,000元となります。年間で約650万元になります。もうかったら所得税を払わないといけないのですし、ここでは償却負担も含まていませんが、面倒なのでここでは無視します。そして投資した金額が4百万元とすると約7か月で元が取れてしまうという計算です。

 

 全体的に見ますと、私が見たことのある店舗立地からすると賃料設定もちょっと低いかもしれません。なので、中国の相場観から見た場合賃料比率がかなり低いように思えます。賃料を仮に2倍にすると毎月の利益は395,000元、年間だと474万元の利益になります。これでも1年以内に回収できるので十分いいと思うのですが。聞いている話だと回収にはもっと時間がかかるように思うのですが、人気店だと違うのでしょう。以下はこの文章の元となった表です。ご参考ください。

 

 


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