呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国が2013年の建築中及び新築ショッピングモールの規模で世界一

 CBリチャードエリスが発表した研究報告によりますと、現在世界で建築中のショッピングモールの面積は3,900万平方メートルで、これは前年比300万平方メートルの増加なのですが、建築中面積の半分以上が中国となっています。

 

 建築中ショッピングモール都市別面積トップ10のうち、なんと8つが中国です。そして、調査対象となった180か国のうち、半分以上のショッピングモールは中国となっています。上海の建築中面積は330万平方メートルで世界で第一位となっています。上海の次は成都で320万平方メートル、それに次ぐのが深圳の270万平方メートル、天津の250万平方メートルです。トップ10のその他の都市はイスタンブール、武漢、モスクワ、北京、南京、広州というように、中国の都市がずらりと並んでいます。

 

 

 2014年1月までの建築中ショッピングモールの面積が10万平方メートルを超えている都市(単位:平方メートル)

 

 2013年成都では建築済み面積が100万平方メートルあまりのショッピングモールが7つ、天津が8つで64万平方メートル、そして上海、重慶、深圳が続きます。トップ10のその他都市は杭州、北京、イスタンブール、武漢、瀋陽があります。

 

 

2013年新たに建築されたショッピングモール面積が10万平方メートル以上の都市(単位:千平方メートル)

 消費者は選択肢が増えていいのかもしれませんが、多すぎるがゆえに淘汰される日がそのうちやってくるでしょう。それにしてもランキング表見ると中国が多いなあ。

 しかしやたらとショッピングモールが増えています。先日知り合いの方が取材で上海を訪れたのですが、ショッピングモールがあまりにも多いというのが印象に残ったそうです。確かに多いでし。一般的には、経験豊富なディベロッパーが中心区域で経営するショッピングモールは店子からの人気もある一方で、新興市場における経験の乏しいディベロッパーが運営するショッピングモールは競争も激しく、供給が多く交通も不便といった問題にさらされています。それでも増え続けているのが不思議です。CBリチャードエリスによると成都や天津ではまだまだ増えていくと予想しているようです。この勢いどこまで続きますでしょうか。


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