呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2013年中国アウトレットモールトップ10

 中国でどんどこ増えているアウトレットモール、、捜舗網というサイトのデータによりますと、中国国内でアウトレットと名乗っている売り場(計画中のものを含む)は500以上、そのうち、既にダメになった、あるいは瀕死の状態にあるのが数十個あるといわれており、本当に成長しているのは40余りに過ぎず、特に儲かっているのは十幾つしかないという結果が出ています。

 

 2013年は百貨店と高級品専門店の売り上げがしんどかったため、その在庫がアウトレットに向かったり、消費者心理もアウトレットに目を向けるようになったことから、営業額も増えてきており、4-10億元が4つ、10-25億元が4つ、25億元を超えたのが2つです。以下がそのランキング表です。

 

 

 

 全体の合計を見ると営業額は220億元余り(約3700億円)、トップの北京燕莎の営業額が37億元(620億円)と突き抜けています。そして、トップ10あたりはいいのですが、それ以外の多くは平均の営業額は1億元ちょっとしかない状況です。トップ10の中で、坪効率が最も高いのが北京燕莎と上海百聯、代理区ブランドが多く集まっているのが天津仏羅倫薩小鎮と上海百聯、業態複合度が高いのが瀋陽興隆大奥菜と長沙友阿奥特莱斯購物公園です。

 

 2014年の注目の申請と言われているのが天津新燕莎奥莱、蘇州village蘇州村、上海浦東仏羅倫薩小鎮、重慶壁山砂之船、南京湯山百聯奥特莱斯といったところがあげられています。また、2013年の新人賞ともいうべきなのが無錫百聯奥莱と北京房山首創奥莱と言われており、ちなみに概要は次の通りです。

 

 

 日本と比較するとどうなのかと思いましてちょっと調べてみましたところ、矢野計税研究所が過去に調査した資料がありました。

 

 

 

 2010年度までしか確定値が出ていないのですが、全体で5770億円、アウトレットモール別ランキングは2010年度ベースで、
1位 御殿場プレミアム・アウトレット 540億円
2位 神戸三田プレミアム・アウトレット 325億円
3位 軽井沢・プリンスショッピングプラザ、佐野プレミアムアウトレット 324億円

だそうです。

 

 年度が違うので単純比較はできないのですが、中国のアウトレットの歴史は日本よりも浅いのを勘案すすと、中国のアウトレットの全体売上ももなかなかですし、トップの北京燕莎の営業額が37億元(620億円)なんて御殿場より多いですから、大したものだなあと思いました。実は中国のアウトレットはまだ行ったことがありません。遠方にあるので行くのが面倒だというのがその理由ですが、一度くらいは見に行きたいと思ってます。


メルマガで最新情報をお届けします
「呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記」の新着記事をメールにてお届けします。今の中国ビジネスの実態をお伝えしております。
メールアドレス *
* 必須項目