呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

上海自由貿易試験区の会社設立フローを見てみました

 注目されている上海自由貿易試験区ですが、特定業種を除き会社設立を含む色んな手続きが審査制から届出制になっています。どれくらい簡素になったかを、非特定業種で届出制で完結するケースで見ていきましょう。

 

 まず、中国(上海)自由貿易試験区投資弁じ直通車というページに入っていきます。

 

 

 行う手続きの種類が出てきますので、ここでは「外商投資的公司」、つまり外国投資者が企業設立を行うのを選択します。

 

 

 すると、名称の事前認可を取得しているか否かのチェックを要求されるので、ここでは事前認可を取得したをチェックします。

 

 

 すると、ネガティブリストとのチェックを行ったか否かの確認を要求されますので、ここでは確認済みをチェックします。

 

 

 すると、会社設立の届け出なのか、審査批准なのかを選択することが要求されるので、ここでは届け出をチェックします。

 

 

 すると、審査・届出部門のみならず、工商部門、質量監督部門、税務部門等で必要な資料までわかるようになっています。さすが直通車、かなり親切です。

 

 

 この次は入力作業に入っていきますが、その前にあらためて企業設立のタイプ(会社の設立なのか支社の設立なのか等)の選択が要求されますので、ここでは外商投資企業の設立をチェックします。

 新設と変更のいずれかをチェックするのですが、ここでは新設をチェックします。

 

 

 すると、業種を選択する画面が現れてきます。

 

 

 ここでは機械設備、五金製品および電子製品卸売を選択して見ました。

 

 

 すると、受理申請表の入力画面に入るのですが、その前に認証コードを入力。

 

 

 すると、入力画面が出てきます。名称、所在地、経営期限、経営範囲、資本金といった、会社の基本情報を入力していきます。

 

 

 ここから先は実際にプロジェクトがないとどうしようもないので、これ以上紹介できないのですが、かなり簡単になったことがわかっていただけるかと思います。

 

 いやあ、かなり簡単になりましたねえ。とはいうものの、新たに会社を設立する場合はなんだかんだで色んな資料作成が必要なので、中国初進出のような場合だとやはりどこかに委託しないといけないでしょう。ただし、特定業種以外については非常に手続きが簡単になったので、「私には人脈があって不可能を可能にします。会社設立は大変ですよー、私にお任せあれ!」などという胡散臭さ満点の自称コンサルタントが駆逐されていけばいいなあと思います。とはいうものの、会社設立はあくまで中国ビジネスを行うためのツールに過ぎないものであり、進出するからには相応にビジネスプランを練り上げる等の事前準備に注力していただきたいと思います。ということで、その手のお話があれば是非ご相談下さい。


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