呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国地場企業の工場めぐり

 ここ最近ずっと工場めぐりをしていてなかなか記事をアップできていませんでした。

 

 さて、なぜ工場をまわっているかと言うと、とある日本企業が現在調達している製品の価格を抑えたいというニーズがあり、そのお手伝いの一環として探してきた中国企業を依頼主と一緒に回っているのであります。その製品に対しては素人ではありますが、見比べた場合にどちらがいいかくらいは分かりますね。もちろん、依頼主の手配した専門家も一緒にいるので、そのあたりは私の完成ではなくちゃんと専門家委の目で見た判断が行われるのであります。蘇州、南通、上海とまわり、明日安徽省の合肥にも行ってきますが、ここではまだ行っていない合肥以外の様子を紹介します。なお、工場を見せてくれたところとそうでないところがありましたが、工場を見れなかったところというのは接客のためのオフィスを地理的に便利なところにおいており、そこを訪問したことによります。説明を聞いたりサンプルを見てこれは行けそうだとなったら見れなかった工場にもそのうち行くことになります。

 

 工場の内部です。まあ、こんなもんでしょうか。

  

 

 10年以上前に日本の工場を見学したことがありますが、やはり日本の工場の方がきっちりしている印象があります。

 

 次は、道に迷って迎えに来てもらうまでの間待っていた場所。かなり田舎です。

  

 

 うだるような暑さだったのでスーパーの中に避難です。

  

 この商品の並べ方にノスタルジーを感じます。

 

 そして工場に到着です。

  

  

 まあまあといったところでしょうか。

 

 

 目を引いたのがこれ、従業員寮・食堂です。新築ということもあってかなり見栄えが良かったです。

 

 今日は上海です。

 

 この場所はじめていきました。なんでもこの近くにあるマンションは平米あたり2万元を超えているそうです。こんなに離れたところでこの値段、驚きました。

 

 さて、まだ明日があるのですが、全体的な印象としてはあまりにも当たり前の話ですが、輸出向けにやっているところの方が品質が良さげです。工場だけを見た場合、中国国内向けにほとんど特化している工場が最も規模が大きく、立派に見えたのですが、品質的にはやあり劣っているように思われました。たぶん中国国内向けは海外向け程品質要求が高くなく、しかし数はたくさんはけるので売り上げはそこそこ稼げる、そういうことなのではないかと思われました。しかし、中国国内に特化しているところも海外向けに本気で取り組めば結構怖い存在になるのではないかと思います。海外取引をあまりやっていない、あるいはあまりできていないのは、その裏返しとして中国国内のビジネスで十分に儲かっており、海外にまで手を広げようというモチベーションがわかないというところに原因があるのではないかと思います。そういう会社なのでおそらくキャッシュリッチな会社なのではないかと思います。そう考えると会社としてはもっといい動きができるのではないかという意味でもったいないことをしているなあと思いました。おそらく日本も同じかと思いますが、日本国内で十分に儲かっていれば海外展開のモチベーションはどうしてもそれほどでもなくなるのではないでしょうか。そういう企業のモチベーションを上げるのは結構大変のように思います。でも、本当は体力のあるうちにいろんなことをやっておいた方がいいでしょうね。


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