呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

負けてたまるか!

 たまには違うことを書いてみたらというアドバイスを受け、今日はちょっとパターンを変えて身の上話的なことを書いてみます。今週一週間は日本であちらこちらの企業を周ってきました。日本に来てからアポイントが入った先もあり、要するに当初予定していなかったアポイントも入ったことから、結構キツキツのスケジュールでした。また日本だと外を歩くことが多いせいもあって疲労度も大きいです。ようやく金曜日が終わって明日上海に戻るわけですが、なんと明日明後日は上海は営業日。気を抜かせてくれません。

 

 さて、話は変わりますが、自己紹介する時に「コンサル会社です」というと「どんなコンサルですか」と聞かれるので、「中国に関係する投資コンサルティングと市場調査をメインにしています」とだいたい答えています。ちなみにここでいう投資コンサルティングとは中国の制度に関連するもので、法務・税務・税関・外貨管理といった実務的な話が中心で、自分自身のコンサルタントとしてのキャリアもここからスタートしています。それもあって投資コンサルティング分野というのはこれからもどんどんやっていきたいと思っています。一方で、市場調査関係の問い合わせも多く、比率的には最近は市場調査関係の方が引きが強い感じがしています。このふたつは今の会社を始めた時から事業ドメインとして考えていたものですが、当初全く考えていなかった業務があります。M&Aです。もちろんグループ内再編といったM&Aや、企業がすでに先方と話をつけて、資産評価やデューデリジェンスを行うというのは過去に手掛けたことがあるので、自社の業務としてのイメージは持っているのですが、最近多いのは純粋なM&A、つまり書いてを探す、あるいは売り手を探すというお話です。実際に既にNDA(秘密保持契約)を締結して進めている話もあれば、その手前の段階でお客さんとお話しするものもあります。特にNDAを締結した案件は何とか次に進めていきたいのですが、他にも興味を持っている企業があるようなのでこれは最後までどうなるかわかりません。これは是非何とかしたい。そうこう言っているうちにまた今度は「買いたい」という話が飛び込んできてます。

 

 思えば事業をスタートした時にどんな事業ドメインで展開していくか、どういうところとお付き合いして行く中で案件を紹介してもらうのかというのを考えてはいましたが、必ずしもその通りには進まないものです。事業ドメインで言えば上にあげたM&A業務のように、当初想定していなかった話が来るようになってきました。また、お付き合いしている先から案件を紹介もらおうと思っていたのが、期待していたところからはそれほど来ず、逆に全く想定していなかったところから、むしろこっちの方が多いかもしれません。そもそも事業をスタートした時には知り合ってすらなかった人からやってきたりします。不思議なものです。事業ってこういうものなのかもしれません。

 

 会社自体の状況ですが、これは自分の思っていたというか、そうありたいというイメージから比べると半年から1年くらい遅れてしまっているイメージです。つまりようやく今になってイメージ通りになってきたということですね。もちろんまだまだやっていくべきことはあるのですが。先日イトーヨーカ堂(中国)の三枝さんのお話を聞く機会がありました。今でこそ飛ぶ鳥を落とす勢いの成都イトーヨーカ堂ですが、最初は本当に大変だったようです。そんな中で業務を続けていくモチベーションというのは、「負けてたまるか」の気持ちだったそうです。この「負けてたまるか」というのは私自身も全く同じ気持ちで、あえて言うならば「なめられてたまるか」というのが付け加えられます。サラリーマン時代もこういう気持ちを持っていなかったわけではありませんが、やはり経営者になるとその思いの強さは全然違いますね。これからもがんばります!応援よろしくお願いします!


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