呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

東莞のすかすかショッピングモール

 華南地区に新華南mallという巨大なショッピングモールがあります。オフィシャルウェブサイトはこんな感じです。

 

 

 

 見た感じちゃんとしたウェブサイトです。規模を数字で示しますと敷地面積45万㎡、建築面積119万㎡、商業面積46万㎡、店舗は2350、駐車スペースは8000台、投資総額は45億元とかなりの規模のものです。これだけの規模なので華南と名がつくので広州か、深センかと思いきや、なんと東莞にあるのです。東莞がどんな場所か知っている人は知っているかと思うのですが、まあ男の楽園のような場所です。こんなところにドデカイショッピングモールというのもなんとなくイメージがわきません。工場ばっかりのイメージなので。

 

 このショッピングモールは2005年5月に開業しているので既に8年近く経過するわけですが、全然知りませんでした。どうも開業以来二との流れは多くなかったようで、少しばかりの飲食店とモール外にIMAXがある程度江、まあ非常にさびしい場所だそうです。人通りがないということなのですが、なんと昨年のメディア報道によると空室率が99%だそうで、99%ってちょっと大げさすぎるのではないかと思うのですが、これまたメディア報道になるのですが、同モールの投資部の責任者が入居率を現在の20%から今年中に80%にまで引き上げたいとコメントしたとのことです。そして販促活動をどんどん行っていくということなのですが、そもそも8年もたってこの責任者の言うとおり入居率が20%だと、そもそも立地がどうしようもないのではないでしょうか。空室率99%なんて論外ですが。そこでオフィシャルサイトからマップを見たところ、これじゃあ全然わからんわという地図が出てきました。

 

 

 ちなみにこれはオフィシャルサイト上の実物大の地図です。ちなみに拡大できません。これだと土地勘のある人じゃないとたどり着きそうもありません。ヤル気あるのでしょうか。いちおうこのモールにはこんなところもあります。

 

 

 

 親子連れがいくのか、カップルがいくのか。ワーカーが多いところなのでカップルもたくさんいるのでしょうが、こういうところで遊ぶほど豊かなのでしょうか。最近では3000元とか3500元とかでワーカーを募集しているようですので、こういうところでも遊べるのでしょうか。でもどうしても東莞という町のイメージに合わないような気がします。800万人都市、平均給与が約3500元、上海の平均給与が4千数百元なので、そう考えると3500元というのは決して悪くない水準です。でも800万人都市といっても半分が外地からのワーカーなので、そういう人たちがうろうろするようなところではないのでしょう。何度も言ったことがあるわけではないので何とも言い難いのですが、東莞にこんなものが果たして必要だったのでしょうかねえ。


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