呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

小売業店長の給与水準 ~その2~

 昨日の続きです。小売業の店長の給与水準は昨日の記事を参考にしていただきたいのですが、では店長たちはそれに対してどれほど満足しているのかが下のグラフです。

 

 

 

 很不合理と不合理、ようするに仕事と給与が見合ってないと思っている店長が約半分います。まあ中国では自己評価と他社評価が乖離(もちろん自己評価が高い)しがちですのでこんなものなのかと思います。

 

 次に、今後1年間での給与増加予想です。

 

 

 

 10%以上のアップを期待している店長が4分の3います。最も多い10-20%増を期待する店長が39%。かなり高いですねえ。期待値と同じだけ給料が上がることはないと思いますが、これだけの幅で上がって当然と思っている店長がいかに多いかがよくわかります。

 

 最後に、仕事において何が最も重要と思っているかについてです。

 

 

 

 給与と安定性が23%の同率でトップ。その次が昇進の可能性、仕事の挑戦性(やりがいといえばいいか)、上司からどれだけ認められているか、と続き、もっと高いと思っていた人間関係はわずか3%です。給料が大事なのはわかりますが、安定志向も見受けられます。

 

 最後に、転職を考えているかについての調査結果です。

 

 

 

 転職を考えているのが39.7%もおり、考えていないのがわずか23.5%。安定性を求めているとはいうものの、転職自体に対する抵抗感がやはり内容です。なんだかんだいって給料のいい職場が見つかればいつでもやめるんでしょう。

 

 個人的にはお金も大事ですが、もっとハートの部分の要素が大きいのではないかと思ってました。職場の人間関係や上司からの認められ具合のことですが、結局お金の優先順位が高いですね。そのあたりは現実的ですね。


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