呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

病院長は総経理?

 日本と中国の病院の対比で面白い記事を見つけました。

 

 日本では患者さんが病院に来ると当然「いらっしゃいませ」ではないくて「こんにちは」、帰るときは、「ありがとうございました」ではなくて、「さようなら」、これにくわえて「お大事に」。マニュアルとかそういう問題ではなくものすごくしみついた習慣だと思います。いたわる気持ちがよく表れていますよね。

 

 ひるがえって中国の病院。こんなのが紹介されていました。

 

 

 垂れ幕に書かれているのは、「热烈庆祝我院2012年住院病人突破四万人次」。その意味ですが、「当病院の入院患者延べ人数が4万人を突破したことを熱烈に祝福します」という内容です。要するにたくさん患者が来てくれてありがとうということですね。これはさすがにネット上でも評判が悪く、「病院長を総経理と名前を変えたらいいのだ」とか、「こんな垂れ幕を考えたやつこそ入院すべきだ」、「頭がおかしい」というような意見も見られました。病院もビジネスであることには違いないのですが、病を治す、命を助けるという使命が道徳的には優先されるのが一般的な考え方でしょうから、まあこれはいかんですねえ。センスがあまりにもなさすぎます。つくづく日本の応対って当たり前なのですが大したものだと思いましたね。


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