呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

おそるべし中国証券業界の好待遇

 2016年春季求職10大高級業界です。トップは財務会計・法律等の専門サービス、次点の仲介サービスというのは内容がよくわかりません。その次がエネルビー・資源関係、そしてファンド・証券、オンラインゲームと続きます。証券にスポットを当ててみていきましょう。

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 2015年の証券会社の平均給与(右から2列目)です。トップの招商証券がなんと121.3万元(2087万円)、一番下の国元証券が41.8万元(719万円)、相当高くないですか?トップの招商証券が2087万円って、これ絶対野村證券よりも多いですよ。だって、2000万越えなんて大部長か役員クラスじゃないですか?これが平均とは。でもこれ、前年と比較するとものすごく伸びていることが分かります。伸び率は軒並み大幅アップで、招商証券なんて倍ですよ。間違ってるのではないかと思うくらいです。

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 ちなみに前年の同じ表はこれになります。

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 以上は有価証券報告書発表企業ということなので、有価証券報告書から引っ張ってきたデータなのではないかと思います。これとは別の出所の証券会社の年収のデータがあります。

 招商証券の数字が90.45万元(1556万円)と上に紹介したほどではないですが、それでも平均値としては相当高いです。東方証券は102.45万元(1762万円)、凄いです。雇われでこれだけもらえたら起業しようなんて言う気は失せてしまうでしょう。 

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 そして銀行。証券会社と比べて全然低いです。平均値とはいえちょっと低すぎるのではないかと。証券と銀行でここまで差があるのはちょっと変な感じがします、

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 いやあ、それにしても中国経済がああだこうだと言われていますが、少なくとも証券業界の待遇を見ている限りそれを感じさせませんね。

 


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