呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2015中国チェーンストアトップ100

 中国連鎖経営協会が“2015中国チェーンストアトップ100”を発表しました。トップは蘇寧、2位が国美と家電量販店が続き、3位が華潤万家、4位に高鑫と続き、ここまでが10兆元企業になります。

 

 これによりますと、2015年チェーンストアトップ100の販売規模は2.1兆元で前年比プラス4.3%、店舗総数は11.1万店舗で前年比4.7%となっており、店舗数の増加とほぼ同じパーセンテージでしか売上高が延びていないことが分かります。この4.3%という販売額の伸び率は近年最も低い数値で、過去の推移を見ますと2010年(+21.0%)、2011年(+12.0%)、2012年(+10.8%)、2013年(+9.9%)、2014年(+5.1%)というように、年々下がってきていることが分かります。業態により伸び方が異なっており、専門店(+16.1%)、コンビニ(+15.2%)、スーパー(+4.1%)、百貨店(▲0.7%)となっており、伝統的小売業のスーパーや百貨店の凋落ぶりがよくわかります。

 

 売上高の伸びが鈍っている以外の悩ましい材料としては人件費コストと賃料の上昇です。トップ100企業で見た場合、人件費コスト(+4.2%)、賃料(+8.6%)となっており、出店ペースも鈍っています。

 

 明日は業態別のランキングを見ていきます。

 

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