呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国にもいる虚言癖日本人

 ついこの間までショーンKの経歴詐称が世間を騒がせていましたが、世の中には虚言癖とやらを持つ人が一定数存在するのでしょう。自分を大きく見せることは大事だと思いますが、それが嘘であり、ばれてしまうと一気に信頼を失ってしまうのは過去の多くのケースにおいてすべて一致した結末だと思います。

 

 上海にもそういう人います、日本人で。雇われ総経理なのに自分が会社のオーナーのように言う人。飲食店の雇われ店長なのに自分が店舗のオーナーのように言う人。誰もいちいち確認は取りません。でも知ってる人は知ってるので、そういう噂話が好きな人の間にはじわじわと広まっていきます。意外と広まります。さすがに「あなた違いますよね」と指摘して人間関係壊してしまうような選択をする人もいないので、結局本人には誰も言わず、本人は誰からも指摘されないのでいつまでも自分がオーナーだと言い続けます。あと、業務提携先で仕事をしたり、研修生としてでどこかの企業に所属する人がいます。そのような人と何人もお会いしたことがありますが、たいていは自分の所属元を明らかにしつつ自己紹介してくださいます。私も以前研修でとあるコンサルティング会社にいましたが、名刺にはちゃんと研修生と入り、自己紹介するときにもどこそこからの派遣で今この会社に研修でいますというような紹介をしてました。ところがそうじゃない人もいるようです。いうならばインターンの身分でありながらあたかもその会社に就職したかのようにふるまうようなケースですね。完全な経歴詐称ではないかもしれませんが、経歴詐称には違いないでしょう。研修生でもインターンでも今まで会ってきた人はちゃんと自身の身分がそうであると説明してくれた人がほとんどなので、逆にそれを言わない人は普通じゃないといえます。こういうのに出くわすと普通であるというのがいかに大事かとしみじみ感じます。

 

 経歴詐称もそうですが、中国だと人脈詐称も多いと思います。やれ、「俺は上海市の政府のだれそれとつながってる」とか、「中国大手企業の幹部とツーカー」とかいう輩です。「会ったことがある」程度の言い方ならまだいいでしょう。でもその程度で収まらない言い方をするんですよねえ。これを言う人で凄いと思う人に会ったことってないんですよねえ。自分を大きく見せるために適当なことを言っているのでしょう。ここまですべて日本人の話ですが、そういえば、資格詐称してた中国人もいたなあ。

  

 まあ、とにかくそいういうのが日本よりも多いように思います。中国における日本関連ビジネスという狭い世界だから余計に多いように感じるのでしょうか。余裕がないと普段できる見極めもできなくなってしまうかもしれません。日本だと注意できることもなぜか外国だとそのあたりが緩んでしまいがちです。ちょっと怪しいと思ったら一呼吸おいて冷静に考えるようにしましょう。


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