呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

ショッピングモールの量産、大丈夫かなあ?

 今日も昨日に引き続きショッピングモールのネガティブな話です。北京に北京望京NOVO潮品百貨というショッピングモールがあります。香港のTOPPY集団が大陸市場を開拓すべく作ったモールです。

 

 

 

 昨年3月にスタートしたのですが、業況はさっぱりだったようです。あまりにさっぱり過ぎて、今年5月中旬の時点で売り場内の大多数の店舗が出て行ってしまい、1階から4階までの店舗はもうスカスカ、3.1万㎡もある売り場が地下の華聯スーパーと地上にはcostaコーヒー、万達影城(映画館)、レストランといった、長期契約をしてしまったところだけががんばっていたのですが、映画館も営業を停止してしまいました。現地に行くと売場がの門は締まっており、映画館も「停電のため営業停止、再開時期は未定」って、いかにも嘘くさい張り紙が。映画館のの停電ってなんやねん!

 仕事柄ショッピングモールはよく見に行きます。よく見に行くのですが、結局自分の視界に入っているところしか行かない、あるいは気づかないので、視界に入っていないところもたくさんあるのではないかと思います。上海でも「こんなところにショッピングモールがあるの?」というようなモールもあるようです。それでもせっせとせっせと作られていくショッピングモール。以前にも紹介したのですが、とにかく中国ではこれでもかというくらいショッピングモールが作られています。

 

 建築中のショッピングモールの面積トップ18のうち13が中国です。うーん、所得水準が上がっているといってもこんなに必要なんでしょうかねえ。絶対淘汰されていきますよね。せっせとモールを作るのもいいのですが、北京のこれと同じような運命をたどるショッピングモールの量産につながらなければいいのですが。


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