呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

10月の社会消費品小売総額も増加

 中国の小売の指標が落ちてきているというのがここ最近よく聞かれていますが、昨日紹介しましたように9月の社会消費品小売総額は伸びています。そして10月はさらに伸びており、なんと14.5%の伸びです。日本製品の不買運動って全然影響しないものなのでしょうか。それとも不買運動は一部の知名度の高いブランドに限定されており、言われているほど日本ブランド品全体に広がっていないのでしょうか。

 

 

 

 カテゴリー別のデータを見てみましょう。

201210月份社会消费品零售总额主要数据

指 标

10月

1-10月

绝对量

(亿元)

同比增长(%)

绝对量

(亿元)

同比增长(%)

社会消费品零售总额

18934

14.5

168356

14.1

其中:限额以上企业(单位)消费品零售额

9023

14.8

80601

14.5

按经营地分

 

 

 

 

城镇

16443

14.5

145775

14.1

乡村

2490

14.8

22581

14.4

按消费形态分

 

 

 

 

餐饮收入

2207

14.0

18881

13.3

其中:限额以上企业(单位)餐饮收入

707

11.7

6220

12.7

商品零售

16727

14.6

149475

14.2

其中:限额以上企业(单位)商品零售

8316

15.0

74381

14.6

其中:粮油食品、饮料烟酒

1115

21.8

9942

17.7

服装鞋帽、针纺织品

906

18.7

7573

17.9

化妆品

121

18.1

1077

16.5

金银珠宝

184

10.3

1795

15.1

日用品

302

19.0

2711

17.0

体育、娱乐用品

37

8.9

330

8.8

家用电器和音像器材

585

9.2

4781

6.4

中西药品

400

18.0

3889

23.5

文化办公用品

207

12.6

1720

18.4

家具

157

29.8

1206

26.6

通讯器材

137

24.2

1237

32.3

石油及制品

1488

17.6

13705

16.8

汽车

1987

7.0

18815

6.9

建筑及装潢材料

197

24.7

1517

25.6

 

 伸び率が10月単月、1-10月累計共に一桁に留まっているのは体育・娯楽用品、家庭用電器とAV器材の二つあります。逆に大きく伸びているものとして10月単月、1-10月累計共に20%を超えているのが家具、通信機材、建築および内装材料の3つのカテゴリーです。通信機材はおそらくスマホが大きく伸びてきているのかなあと思うのですが(はずれているかもしれません)、不思議なのが家具と建築・内装材料です。これって要するに家を購入するときに発生するものだと思うのですが、つまり不動産を購入したという現象が見られるということにつながりますよね。不動産価格上昇抑制策を何度も取ってきていますが、この指標をみる限りまだまだ不動産関係に商機ありと考えるところが多かったとしても理解できますね。まだまだ実需が多いのかなあ。


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