呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の不動産まだまだいけるかも

 今までも何回か書いてきましたが、中国の不動産バブル崩壊というのは過去に何回も聞いてきましたが、その毎回とも気が付けば落着き、またじりじりと値段が上がってくるという経験をしてきました。確かにいつまで上がり続けるかわからないので、どこかの時点で調整するに決まって入ると思うのですが、不動産バブル崩壊の時期を正確に当てるのは難しいでしょう。実際に崩壊した時に、3-4年前から「だから前から言ってたでしょ」と言われても、そんだけの期間言い続けてればそりゃあたるでしょうというのが私の感覚です。

 

 さて、次の表をご覧ください。

 

 

 

 存銷比という数値を十大都市で比べたものです。十大都市での8月の平均値は9ですが、これは在庫が9カ月ではけるということを意味しています。上海だと在庫を消化するのに12.3カ月を要するということです。この9という数値ですが、これはこの16カ月の中で合理的な機関に戻ってきたという見方をされています。ちなみに合理的期間というのは6~9という数値だそうです。3~6だとやや小、9~12となるとやや大、12を超えると過大ということになります。今年の年初が12以上だったので、それに比べれば全然戻ってきてます。この数値が下がってきているということは、不動産市況が回復してきているということと、不動産価格が反騰する可能性があるということが言えます。上海、青島あたりだとちょっとしんどそうですが、杭州なんて結構いい数値が出ています。内需の指標が少し落ちてきているようですが、不動産バブル、なかなか収まらなさそうです。


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