呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

過剰気味のショッピングモール

 ここ上海でも最近ショッピングモールが増えてきています。割とにぎやかなところにあるのであれば立ち寄りもしますが、最近では目立たないエリアにもできてきています。とにもかくにもショッピングモールということなのでしょうか。さて、2011年末時点で、中国のショッピングモールは2812ヶ所あるというデータがあります。これらの総面積は1.77億㎡で、1か所あたり平均だと約63,000㎡になります。日本で売り場が5万㎡の売り場(百貨店も含む)はwikipediaによると131ヶ所あります。いくら国が大きいとはいえ、やっぱり中国のショッピングモールはちょっと多すぎるかもしれないです。

 

 ショッピングモールを建設する場所はまとまった土地をどれだけ手配できるかということもあり、一線都市と二線強都市から二線弱都市と三線都市へと流れて行ってます。ちょっと図を見てください。

 

 

 

 これは世界で建設中のショッピングモールの面積です。天津が245万㎡でトップ、次いで瀋陽が218万㎡です。全18都市のうち中国が12都市も占めています。やっぱり多いですねえ。中国全体で今後新たにできるショッピングモールの建築面積は今年が3500万㎡、来年が4400万㎡と予想されており、2013年末には合計で2.5億㎡になるという予想があります。最近ちょっと小売の経済指標が落ちてきつつある中でこんなにたくさん作っても果たして大丈夫なのでしょうか。商品によってはネット販売にも食われているようですが、ディベロッパーはまだまだ積極的のようですね。全く人気のないショッピングモールが増えてくるだけのような気がします。


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