呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

乞食も結構稼いでます

 中国の街を歩いたり地下鉄に乗っていたりすると乞食を見かけることがあります。地下鉄で見かけるのはうっとうしいですよね。そこそこ混んでいるのに無理やり移動したり、でっかいスピーカー持って歌を歌ったり、迷惑この上ないです。そういうのがなかなか絶滅しないのも結構お金を渡してしまう人がいるからでしょう。私の地元神戸もたくさんイノシシが出るのですが、これも結局餌を与えるのがいるから出続けるわけで、これと一緒ですよね。

 繁華街なんかでは自分の店のお客さんに嫌がられるので追い出そうとする店員がいたりしますが、これだけ乞食がいて果たしてお上はちゃんと取締りをしているのかと疑問に思う人もいるでしょう。一応しているみたいです。上海の人民広場駅では平均して毎日20人、多い時で80人が交通警察に連れて行かれるそうです。そういえば乞食には組織があって、毎日の上りを上納するなんて言う話もありますが、最近では職業乞食も増えてきているようです。補導した警察に対して「お前そんなに一生懸命働いてどうするの?俺が今日いくら稼いだか知ってるか?670元だぞ!お前は俺にすらかなわないだろう。そのくせ取り締まろうとしやがって。」なとど憎まれ口をたたく乞食がいるくらいです。確かに670元は悪くない金額です。8000円くらいですからね。警察に補導されると執法所というところに連れて行かれるのですが、ここで出される食事が気に入らなくて自分で出前を取るのもいるそうです。ええええええ?なんじゃそりゃ?

 法律では面倒を見ないといけない未成年がいる違法嫌疑人は拘留してはならない、70歳以上の老人は治安処罰が免じられる、という定めがあるようで、幼児、老人、障碍者というのは乞食の「三大法宝」と表現されており、いわば免罪符となっています。確かに「三大法宝」はたくさんいます。でもこんなんじゃ乞食いなくならないよー!


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