呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

ネット販売大戦争

 中国B2Cネット販売大手の京東商城のトップである劉強東さんが微博(ウェイボー)で爆弾発言してます。

 

 

今日(8月14日のことです)あらためて一つの決定をしました。京東大家電は三年間粗利0!もし三年以内に、いかなる仕入販売人員であれ大家電に威1元でも粗利を乗せればすぐにクビにします!今日から、京東の全ての大家電は国美、蘇寧チェーン店より少なくとも10%以上安いことを保証し、会社は速やかにその実現方法を発表します!

 

本日より、京東は全国で5000名の国美・蘇寧の価格情報員を募集し、各店に2名派遣します。いかなるお客さんも国美、蘇寧で大家電を購入するとき、携帯電話で京東のクライアント端末で価格を比較し、安さが10%に満たなければ、価格情報員が現場で事実であるか確認し、京東はただちに値引きまたは現場でチケットを発行し、確実に10%安いことを保証します!退職者の申込みを歓迎します、月給は3000元以上。

申し込み:zhanglingling@360buy.com

 

 

 なりふりかまわずの価格戦です。京東商城は株主との会議の中で、「今回のこの手段はたくさんの現金を消耗することになりますが、皆さんはどう思いますか」と伝えたところ、とある株主が「私たちにはお金以外に何もない!安心して下さい!思い切ってやってください!」と返ってきたとのこと。これを受けて今度は国美電器が「8月15日9点よりネットショッピングモールの全商品の価格を京東商城より5%安くする」微博(ウェイボー)で宣言。異常です。楽天の中国撤退をネガティブに報道しているところもありましたが、この状況を見る限りでは楽天の撤退は大正解だと思います。こんな価格戦付き合ってられないでしょう。消費者にとってはありがたい話ですが、ちょっと行き過ぎ感がします。これってサプライヤーにもしわ寄せが行くのではないでしょうか?大変なマーケットです。個人的にはネットショッピングモールを活用して販売する、あるいは自社サイトで販売する、というところまではいいのですが、ネットショッピングモールを運営するというのは今のこの状況だと積極的に進めていく必要はなく、もう少し落ち着いてからでもいいのではないかと思います。放っている間にどんどん入りにくくなるという考え方もありますが、もうすでにメガレベルのショッピングモールが存在し十分入りにくくなっているので、やっぱりもう少し落ち着いてからでもいいかなと思います。


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