呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

笑いのツボ

 昨日久しぶりに行列の出来る法律相談書を見ました。「中国進出! 大スターになって中国で冠番組を持とう!!」という内容の特集で、おもしろそうだと思い見たのですが、要は日本のお笑い芸人に中国人の前で芸をさせてどこまで受けるかというものです。エンタメ分野は楽しそうなのでほんの少しだけ仕掛けを考えてみたことがあるのですが、その時は国によって笑いのツボが違うので難しいのではないかと自分で結論付けてしまってました。例えば、アメリカの笑いと日本の笑いは同じかというとやはり違うようです。アメリカに住んでいる知人に聞いてみたところ、「アメリカのコメディアンは、なんと言うか政治やら世俗をおもしろおかしく批評すると言ったところでコントとかはないし…漫才のように2人が立つということもないですね。」というもので、それを聞いたときにデーブスペクターをイメージしました。デーブスペクターをコメディアンとしては見れないですし、もしコメディアンとして見るとすると日本では決して面白いとは思えないと思います。

 日本の芸人というのは吉本新喜劇なんかもそうですし、松村邦弘あたりもそうですが、自分を痛めつけるような汚れ芸人的なのが多い印象があります。プライド高き中国人が汚れ芸人的な芸をするとはなかなか思えません。中国で有名な周立波という芸人がいるのですが、私は一度だけ見ましたが全然面白くありませんでした。まあ、面白くなかった一番の原因は上海語ばかりしゃべって何言ってるのかほとんどわからなかったからではありますが。でも少なくとも汚れ芸人的なムーブはなかったです。

 そんな中、日本の芸人が中国人の前で人によっては中国語で芸をしたわけですが、中には汚れ芸もありましたが、これが予想外にバカ受けで、日本のお笑いは中国でも受け入れられることに新鮮さを感じました。特にくまだまさしとテツandトモがやけに受けてました。こういう路線で攻めるのは確かに面白いですね。中国人が同じことをやるかというと、多分やらないでしょうから、この隙間を日本人が狙っているというのはアリかもしれないですね。


メルマガで最新情報をお届けします
「呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記」の新着記事をメールにてお届けします。今の中国ビジネスの実態をお伝えしております。
メールアドレス *
* 必須項目