呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

百勝餐飲集団と蘇寧電器が提携

 百勝餐飲集団と蘇寧電器が提携することになりました。蘇寧電器は家電量販店であり、日本のラオックスを買収したことでも知名度がある一方で、百勝餐飲集団というとちょっとなじみがないかもしれませんが、中国でケンタッキー、ピザハット、東方既白、小肥羊等の飲食業を営んでいるところといえばイメージが湧いてくるかと思います。

 さて、どのような提携をするかといいますと、蘇寧電器は全国600都市に店舗展開をしているわけですが、その店舗に百勝の飲食ブランドが入居するというものです。今後5年でそういった店舗を150店舗作ることを戦略目標としています。買い物と食事の両方を楽しめるところ、要するにショッピングモールのような感じですね、そうしたイメージのものを作り上げようとしているようです。ショッピングモールだと色んなブランドが入りますが、蘇寧電器だと家電のみなので、飲食をプラスすることで集客力をつけようとしているのだと思うのですが、ショッピングモール化すべく家電以外のテナントも入れていくのではないかと思います。蘇寧電器はB2Cネット販売で蘇寧易購というサイトを持っており、ここで扱っている商品は家電だけではなく、ほとんどのカテゴリーのものを扱うようになっており、このサイトに商品供給しているサプライヤーとのつながりもできてきています。写真をご覧いただければわかりますように、左側に商品カテゴリーがあり、飛行機チケット、ホテル、図書なんかも扱っています。

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 また蘇寧電器という名称から電器の二文字をなくそうという動きもあるようですので、家電だけを扱う小売店ではなく何でも扱う小売店に転換していくのだと思います。消費者目線で見た場合、とにかく楽しいショッピングエリアを作ってほしいと思います。

 先日しまむらが出店している長風購物中心に行ってきました。開業してそれほど時間がたっていないことから、空きテナントはたくさんありましたが、入居状況だけ見れば開業初期としてはまずまずではないかと思います。でもはっきりいってアクセス交通機関はバスくらいしかなく立地はよくないです。ですので日曜日だったのですがお客さん自体はは非常に少なかったです。ガラガラでしたね。まあ、ごみごみしてなかったのでそういう意味では快適でした。

       

それと印象に残ったのはプチ遊園地スペースのような部分です。子供のころに行ったデパートを思い出しました。ほのぼのとした風情が感じられました。プチ遊園地スペースに最先端というイメージでは感じられませんでしたが、モール内はそれなりの体裁でしたので、そこのギャップが印象的でした。

   

 


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