呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

海外在住海外国籍中国人オーナー物件には要注意

 独立を機に引っ越しをしましたが前職の駐在員時代はいわゆる高級マンションに住んでいました。上海浦東にある世茂濱江花園というマンションです。

   

 写真は外観ですが、見晴らしもよかったです。川沿いだったのでちょっと遠かったですが外灘の景色も見ることができました。高級マンションという割には作りは悪く、日本で済んでいた築20年近くの一戸建てのほうが頑丈だったりしますが。

 さて、実はこの物件は現在はフランス国籍になっている元中国人の持つ物件なのですが、ちょっとやっかいなことになっています。退居したにもかかわらず保証金を返さないのです。鮮明に覚えているのですが、駐在員なんて会社の辞令次第でいつ帰国することになるかわからないので、一定期間の事前通知することで保証金を返還してもらうという条文を契約書に追加したのですが、この大家、そもそもそんな文言を守るつもりはさらさらなかったようです。なんでも、「外国人には保証金を返す必要なんてない」(契約は法人名義なのですが)、「大家は中国国籍の人間ではないので中国の法律なんて適用されない」、などというとんでもないことをほざいています。この物件の管理は大家がフランス在住ということで代理人に任せているのですが、この代理人がさらに代理人に任せているというもので、日常のやり取りや家賃入金の管理はこの代理人の代理人(ここでは二次代理人と呼びます)が行っていました。当然二次代理人とやり取りするわけですが、この二次代理人は急に自分は関係ないと言い始めたのです。とんでもない輩です。こちらも詰めが甘かったのですが、この二次代理人とやり取りしていればいいということだったので、オーナーの住所とかの記録を取っていなかったのです。それをいいことに知らん、関係ない、外国人はどうでもいい、というような態度をとられているのです。この物件を紹介してくれた業者もオーナーに関するデータはもう持っていないということで距離を置かれてしまっています。ちなみにこの二次代理人が管理している物件には日本人が入居している部屋もあります。ということなので、この問題が今後日本人駐在員にも起こる可能性があります。腹立たしい思いと注意喚起の意味で書きました。このような物件を借りている人は大家の個人情報を改めて確認しておきましょう。


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