呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2015中国チェーン企業トップ100

 今まで何度も中国チェーンストアランキングのようなものを紹介してきていますが、本日紹介するランキングは今までちょっと一味違います。表こそ1から100までありますが、業種で分かれており、業種の中でも業態で別れています。割と細かく分かれているとあまり聞いたことのない企業名も多く出てきますが、業態の中ではトップ企業であることから、自社に関係ありそうな業界の企業については要チェックですね。具体的には、次のように分かれています。

 

1-3番:スーパー

 これはさすがにおなじみの銘柄ばかりですね。

 

4-13番:コンビニ

 トップは東莞の美宜家です。ほとんどが広東省に集中しているのでそれ以外の地域にはなじみがないですが、かなりの規模で展開していることが売上高、店舗数からわかります。しかし、売上高と店舗数から一日あたりの売上高を計算するとわずか3082元しかありません。相当の多店舗展開をしない限り利益が出ないビジネスモデルになっているように思います。ちなみに5番目のファミリーマートは9017元、11番のローソンが5462元となっており、美宜家よりもずっと大きいですが、日本と比べるとまだまだの水準といえます。

 

14-24番:食品小売り

 

25-36番:非食品小売り

 28番にメイソウが出てますねえ。パクリだなんだといわれながらも年商が51.5億元ですでに1479店舗もあります。このうち693店舗が加盟店なんですね。なお、全体の店舗平均年商が348万元となっています。思ったよりも小さな数字というか、一日あたり1万元程度なので、むしろ大したことがないです。大型店舗がないということだけでは説明がつかないですし、急速に店舗が増加して1年間フルに貢献していない店舗が多いのでしょうか。

 

37-42番:中華レストラン

 37番に北京ダックで有名な全聚徳が出ています。年商33億元、店舗当たり32百万元なので結構な規模だというのが分かります。

 

43-48番:中華ファストフード 

 43番目に永和大王、最近食べに行ってないなあ。

 

49-55番:火鍋

 ここに名が挙がっているところはすべて10万店舗以上、想像を絶しますね。

 

56-60番:洋風ファストフード

 56-58番までがケンタッキー、dicos、バーガーキング。バーガーキングがいつの間にか大きな存在になっています。

 

61-66番:喫茶・ドリンク

 なぜかスターバックスが入っておらず。

 

67-72番:エコノミーホテル

 最近だとこういったホテルを出張で利用する人も増えてきているのでは?

 

73-76番:教育

 教育となると今日認可の壁があるわけですが、本気で攻めると面白い分野だと思います。

 

77-81番:クリーニング

 77番福奈特と81番象王はよく聞く銘柄です。つい先日象王にクリーニングを出してきました。

 

82-85番:不動産仲介&内装

 82番にセンチュリー21が上がっています。これも店舗当たり売上を計算すると142万元。意外と小さな数字ですが、在庫を持たないサービス業だとこんなものか。

 

86-90番:自動車アフターサービス

 昨日紹介したばかりの自動車アフターサービス。売上高の一番大きい86番のTyreplus、店舗平均404万元売り上げています。そして87番の博世は店舗当たり600万元、88番の華勝の店舗当たり833万元。ボロ理工場ばかり目にしているとこんな規模でできているということに驚きます。

 

91-95番:美容・フィットネス

 これも最近注目されている分野ですねえ。94番の銘柄は目にしたことがあります。

 

96-98番:家政サービス

 このあたりになると店舗当たり売上はとても小さいです。相当の店舗数を抱えないと成立が難しそうなビジネスです。

 

99-100番:商務サービス(広告会社と保安会社がランク入り)

 

 全体売り上げと店舗数から店舗当たり平均売上高を計算するとそれぞれの業態がどれだけの規模でやっているかとても分かりやすいですね。

 

1 2


メルマガで最新情報をお届けします
「呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記」の新着記事をメールにてお届けします。今の中国ビジネスの実態をお伝えしております。
メールアドレス *
* 必須項目