呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

内陸部ってそんなに大変?

 台湾の旺旺集団という会社があります。「ワーン、ワーン」でおなじみといえばわかる人がいるかもしれません。スーパーに行くと同社の生産したお菓子類をよく見かけますが、こういった食品加工以外に、医療サービス、ホテル、農業、不動産なんかにも携わっています。私は上海現法に一度訪問したことがあります。

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 この会社、なんと寧夏回族自治区という中国でもかなり内陸の、およそ投資するという意味では(日本企業から)ほとんど注目されたことがないといえる地域に視察を行っています。寧夏といわれても具体的にどこかわからない人も多いかと思いますが、下の地図をご覧ください。

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 結構内側にあります。いわゆるシルクロードあたりですね。旅行で行ってみたい場所ですね。

 

 旺旺集団はすでに2007年9月に銀川徳勝工業園区で3000万米ドルを投資して台商独資企業として寧夏明旺乳業有限公司を設立しており、同社の生産状況の確認および銀川市的投資環境について視察を行ったのです。

 

 こんなに内陸の場所なので、果たしてインフラは大丈夫なの?物流は大丈夫なの?人の問題はどうなの?という素朴な疑問が出てきます。私も正直そう思います。ベトナムなんかでも同じような問題を指摘する人がいます。しかしながら、現実にそこに根を下ろしてやっている企業があるということは、それなりにこれらの問題を克服しているということが言えるのではないかと思うのです。イメージだけで一概に「あそこはダメだ」と思ってしまいがちですが、どんどんコストが上がっていく中、内陸でうまくやっている企業がどのようにこれらの問題を克服しているかを知ってから結論を出してもいいのではないでしょうか。

 


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