呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2016年中国アウトレットトップ20

 百貨店の勢いが衰え、ショッピングモールが乱立している中で、アウトレットも徐々に増えてきています。アウトレットの2016年の業績ランキングが発表されていますので、紹介したいと思います。

 

 トップは上海青浦にある百聯のアウトレット。唯一の40億元越えです。それに続くのが天津佛羅生倫小鎮と北京燕莎。これら3つが突き抜けた存在となっています。上海青浦は売り場面積増加無しで2億元増加、天津は20%増加しており、さらに4期として売り場面積を増やしますので、さらに伸ばしていくと思われます。

 トップの上海青浦の業績が43.17億元、今日のレートで引き直しますと729億円、2015年6月の記事で見つけた数字で御殿場プレミアムアウトレットが761億円なので、ほとんど同じくらいですね。単位面積当たりで比べてみましょう。上海青浦が6.8万平方メートルに対して43.17億元、御殿場プレミアムアウトレットが4.46万平方メートルに対して729億円、これらを引き直すと上海が1平方メートル当たり106万円、御殿場が1平方メートル当たり163万円。今のところ御殿場のほうが単位面積当たり大きな数値ですが、今後この差が縮まっていくことが予想されますね。よく見ますと天津が1平方メートル当たり123万円売っていますので、効率としては上海よりもいいのですね。

 

 日系がらみだと寧波に三井不動産と杉杉集団が一緒にやっている杉井奥特莱斯広場があります。ここは商業面積4万平方メートルに対して19.3億元、1平方メートルあたりだと80.4万円になります。開業している期間が上海青浦より5年少ないことを考えるとまずまずの数字かと。実は上海青浦のアウトレットはまだ行ったことがなくて、上海は一度見に行かないといかんな。

 

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