呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の個人情報一覧画面

 これ、こないだ中国で発生した通り魔事件の犯人の情報です。Wecahtのグループチャットで流れていたので、相当出回っているのではないかと思います。

 

無題

 

 黒塗りしていない状態で拡散されていました。身分証明書や戸籍住所部分はこちらで黒塗りしています。

 

 下の部分をよく見ると、基本情報、背景情報、活動情報というカテゴリーがあります。この画面では活動情報というのが展開されていますが、旅館宿泊情報、飛行地チケット購入情報、銀行情報、鉄道チケット購入情報という欄があり、この写真では宿泊情報として上海の旅館に泊まった情報、鉄道情報として広州から上海南駅と広州南から珠海までのチケットを購入した情報、中国工商銀行の借入関連情報が記載されています。こんなのが全部一一覧表示されてしまうのかぁ。この他、関係人分析や総合分析という表示があり、これがどこまでの内容を含んでいるのかわかりませんが、気になるところであります。外国人でも宿泊登記もするし、チケットを購入するときにパスポートを提示するので、同じようなシステムが導入されているのだろうか。この画面だけを見ると身分証明書の番号表示となっており、パスポート表示ではないので、少なくともこれと同じ画面でのシステムに外国人は含まれていないのでしょう。でもたぶん外国人のもあるのだろうなあ。自分なんて大した人物でもないのでプライバシーなんて別に知られていても気にしないと思いつつ、こんなの全部把握されているのは気分のいいものではありません。まあでも、中国は電子決済を通じて消費高度を把握されたり、あちらこちらに監視カメラもあったりして、普通の中国人だったらこれくらいのことは何とも思ってないのかも。そもそも変なことでもしない限りこの画面をチェックされることもそうそうないでしょうし。日本だとホテルなんて偽名で泊まれるし、飛行機チケットや新幹線だって本人確認しないし、それに慣れきってしまっているとここまで管理されているのはちょっと抵抗あるかもね。


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