呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

シェア電気自動車は完全に破綻したのかな

 日本では中国のシェアサイクルビジネスが一時話題になり、その後いくつかのプレーヤーが破綻し、いまでは上海の街中で見かけるのはmobikeとハローくらいに収斂されているといえます。個人的にはofoの保証金は取り返せたものの、電動バイクの享骑出行からは回収できるという結果に終わってしまいました。そして、自転車以外の交通器具でもシェアリングが行われていたのですが、こちらはあまり話題にはならなかったようですね。電気自動車のシェアビジネスです。実は上海にも以前ありまして、興味をかなり注がれたのですが、保証金が結構な金額だったので断念した記憶があります。今ではもうすっかり見かけなくなったので、おそらくビジネスとしては破綻してしまったのでしょう。ここでは広州に存在していた幸福叮咚という電気自動車シェアについて紹介します。

 

 new image - 6y94w

 

 使用料は次のようになっています。時間貸しと1日あたりとで違います。

 まずは時間貸し。

 0.1-0.15元/分と0.8-1.6元/㌔です。3時間で50キロ走ったとすると43-77元、確かに安い。

 時間貸し

 

 次に一日貸し。これも車種によって異なります。

 85-168元、めちゃめちゃ安い。

new image - b2t7d new image - mmqi6 new image - nlw2b new image - wp5ir

 

 こんな費用体系なので、興味を持ってしまうのですが、最初に保証金が必要になるのです。車両保証金として1000元、交通違反保証金として500元、合計1500元です。そしていま問題になっているのが、この保証金がいつまでたっても返ってこないのです。保証金返還申請をしていつまでたっても以下のような表示。

 

new image - owwua

 

 これが全国津々浦々に存在するシェア電気自動車で発生しているようなのです。登録しなくてよかったー!


メルマガで最新情報をお届けします
「呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記」の新着記事をメールにてお届けします。今の中国ビジネスの実態をお伝えしております。
メールアドレス *
* 必須項目