呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

2018年中国上場アパレル企業ランキング

 アパレル上場企業のランキングを見ていきましょう。表は最後に貼り付けましたが、ランキングは売上高順となっています。

 

 33社のアパレル上場企業全体でみると、売上高は1,966.72億元で前年比+8.93%、純利益が194.09億元で前年比プラス19.48%と好調です。

 

 会社別に見ますと、安踏体育の売上高が241億元で前年比プラス44.38%と大幅に増加。森馬服飾、李寧、美邦服飾、杉杉股份、特步国際、雅戈尔等も比較的好調な業績を上げています。一方で、達芙妮国際派売上高が▲20.08%も落ち込み、赤字幅も2017年の6.11億元から2018年には8.74億元にまで拡大。貴人鳥の売上高も▲13.52%、純利益も▲6.86億元の大赤字です。

 

 好調なところはどうやって稼いでいるのでしょうか。雅戈尔を見てみましょう。この会社はアパレルが売上高の6割を占め、残りの4割が不動産関連です。そして利益面で見るとアパレルが占めるのは約2割、不動産が約3割、そして全体の半分は投資業務から稼いでいます。この内訳をみるとアパレルが稼ぎ頭ではないということは一目瞭然です。売上高はともかく、この利益構成でアパレルのランキングに入るというのはちょっと違和感ありですね。でも他にも同じような会社はあるのではないかと思われます。

 

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