呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国初のネットスーパー1号店の今

 皆さん、1号店って覚えていますか?中国初のネットスーパーです。そういえば最近聞かなくなってきているなと思っていたのですが、会社清算を行うことになったとのこと。結構有名銘柄だったので、最近聞かなくなったとはいえ結構驚きました。

 

 ふり返ってみると、2008年7月に1号店がオープン。その後6回のファイナンスを受け、2011年5月にウォルマートに買収されました。その時の取引金額が6500万米ドル。そして、2016年6月にJD(京東)とウォルマートが戦略提携を行い、1号店はJDに組み入れられたのですが、この時の取引金額が14.4億米ドルです。なんとも途方もない数字です。

 

 こんな話なので、1号店のサイトがどうなっているかと思って検索すると、残っているではありませんか。

 キャプチャ

 

 サイトの一番下に「经营证照」という表記があり、ここをクリックすると営業許可証が出てきました。映し出される上海京東才奥電子商務有限公司という会社のの営業許可証を見ると2016年10月設立なので、上に紹介した2016年6月にJDが組み入れることになり、そのための受け皿会社として設立されたものといえるでしょう。

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 ということは、1号店というブランド自体はなくなったわけではなく、1号店のもともとの運営母体だった会社が清算することなったということですな。見出しを見てびっくりしましたよ、1号店自体がなくなってしまったかのようなタイトルだったので。

 

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 たしかに「?」が入っていて、内容をよく読めば1号店の運営会社が生産するという話で、1号店というブランド自体がなくなるわけではないことはわかるのですが、この見出しだと引っ掛かりそうになります。私もついついこの記事を読んでしまいましたから。これはもう東京スポーツ精神ですね!

 

 まだ存在している1号店、巷の評価はどんなでしょうかと思い、この記事を見ると結構辛辣なコメントが多いです。この手のコメントはそもそも辛らつなものが多いとは思うのですが、わからなくもない内容も少なくないです。いずれにせよ、1号店はまだ生きてます!


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