2020-03-25

上海人の選民思想

 15年位前だっただろうか、知り合いがとあるコンビニのことを褒めていて、その褒めた理由というのが、「あのコンビニの店員は上海語が話せる」というものでした。それって褒めるポイントかよ!と思うのですが、上海人は非上海人を見下すところがあるのを垣間見えるエピソードです。その後も、人を採用するとき、上海で仕事するので上海人のほうが何かと物事を進めやすいというような考え方で、できることなら上海人を採用したいというようなことも聞いたことがあります。上海人のほうが何かと物事を進めやすいというのも、非上海人が物事を進めようとしても上海人から見下されているから前に進みづらいという発想から来ていたようです。

 さて、以上のような上海人の選民思想、今はどうなっているのかなあと思っていたらこんなニュースを見ました。

 やはりとあるコンビニ(記事を見ると全家:ファミリーマートでの出来事)での話です。なんと店員が上海語を話せないという理由で客がクレームしたとのこと。なんともまあ差別的な感じがします。

 上海も今や世界レベルの都市、こんなクレームに対してどんな反応をするのかなあと思い、日本でいうヤフコメのようなコメント欄を見たところ、

・香港や広東で広東語がわからなくて暮らせるか?上海で上海語がわかるのは当然、話せなくてもいいが、聞けるくらいのレベルは必要。

・全国で上海が最も排外的だ。

・会社の会議では普通語(マンダリン)で交流するのだが、上海語がわからない人がいるから。クレームするようなことか?

・上海語がわからないのならサービス業なんかにつくな!

・怒るほどのことではないけれども、クレームするのは当然

・広東だと広東語を話せない店員にクレームするなんてないよ。

・機嫌が悪かったんじゃないの。

・ほかの都市だと普通語を話せばそれでいいのに、上海だと違うのか?

 ここでは一部を抜粋していますが、全体の印象を見る限りクレームするのは致し方ないという声が結構多いです。経済発展を遂げた大国の2020年という時代にまだこのような声が多いとは。残念な話であります。こういう差別意識って普通にしているときには見えなくても、心の奥底に隠れているものなのでしょう。こういう意識はまだ当分なくならないのだろうなあ。

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