2016-02-28

2015年中国社会消費品小売総額は10.7%増

 チベットを除く社会消費品小売総額の統計数値が出ています。全体で見た場合前年比10.7%増で、これより上回っているか下回っているかでその土地の社会消費の優劣がわかると言えます。成長率が10%を切っているのが、河北省、遼寧省、北京市、上海市、黒竜江省、吉林省、内蒙古自治区、山西省、甘粛省、新疆自治区、寧夏自治区、です。北京と上海が平均値を下回っているのですね。

 ボリュームを見ますとトップ3は広東省、山東省、江蘇省で、これは前値と変わらずですが、成長率はいずれも全国平均を下回っています。

 成長率が12%を超えているのが、河南省、四川省、福建省、安徽省、重慶市、雲南省で、特に雲南省は15%を超えています。地名を見る限り、確かにビジネスとしても面白そうな名前が並んでいますね。

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