2008-04-27

上海市の公務員の年収が大幅ダウン

  春先に《上海市の公務員手当補助の規範の実施法案》が公布され、上海市の公務員の年収が大幅に下がる模様だ。メディア報道によると平均年収が12万元から10万元にダウンするそうだ。
全国レベルで見た場合、1993年に公務員の給与制度改革が行われた際に、「地区手当制度」を設け、各地はこれに基づいてさまざまな手当制度を設けた。各地で支給された手当は300あまりの項目に上るという。 この背景となったのが各部門が徴収する行政費用で、主として公安、建設、工商、不動産管理、教育等の部門に集中しており、これが支給源になっていたとのこと。これからはこのような収入は財政部門が統一的に管理を行い、銀行カードで支給することとし、いかなる名目のものでも現金、現物及び有価証券による支給は禁止されることとなった。上海の場合これによる影響が大きいのは公安、税務、財政等の部門であるといわれている。3月13日付の「ついに税務局職員も減給?」(ここ)、10月27日付の「世知辛い世の中?」(ここ)で、税務部門と税関門の減給について既に触れているが、これが全部門にゆきわたるということになる。

  日本の公務員も色々といわれているが中国も同じなのであろう。モラールダウンにつながらなければいいのだが。今後はこの動きが全国的に広まっていく可能性もあると見られている。

関連記事