2008-06-04

どうするどうなる増値税還付率?

今年に入って以来(紡織品)服装の輸出状況は極めて厳しいものがあり、中国紡織品進出口商会が商務部に対して増値税還付率を引き上げてほしい旨の書簡を提出しているが、今のところ正式な回答はまだ返ってきていない。同商会の副会長曹氏によると、これが受け入れられれば増値税還付率は2006年から2007年の水準に戻るのではないかとの見方を示している。ちなみに2006年に紡織品の増値税還付率は13%から11%、2007年には13%から11%へ引き下げられている。

  増値税還付率の引き下げは高付加価値品へのシフトや産業のレベルアップを意図したものであったものの、人民元高や労働コスト上昇等の要因も重なって企業として対応がかなり厳しい状態となっている。人民元高に対しては、企業はすでに国内販売比率を引き上げることで対応しているようなところもある一方で、増値税還付率が引き上げられることになればつい1-2年前の還付率引き下げは一体何だったんだろうというような感じもする。もし還付率の引き上げが実現すれば一連の政策に一貫性がないともいえるが、逆に言えばその時々の状況に応じた柔軟な対応だともいえるだろう。でもそんなに簡単に変えてしまってもいいのかなあ?

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