2008-07-27

この罰金制度が実現したらえぐい

  日本から中国にやってきてその交通マナーの悪さに驚く人は少なくない。世界全体で見ればもっと交通マナーの悪い国もあるのだが、中国が近い国であり且つ大国であることから余計に目立つのだと思う。

  日本では飲酒運転による事故が多く発生したことから、飲酒運転に対する罰則がかなり厳しくなってから久しい。見つかってしまった場合数十万円の罰金が課されるケースがある。飲酒運転の場合は社会問題化したこともあり、また危険度も確かに高いことから、これだけの金額が課されることになっても致し方ないだろうという考え方が多いだろう。そして本記事の本題に入るのだが、中国広州市で交通に関する会議が開催され、その中で市委副書記、政法委書記である張桂芳氏が交通違反に対する罰則を強化すべきだという主張の中でなんと信号無視や柵(道路中央を仕切っている柵)の乗り越えに対して月給の三分の一の罰金を課したらどうかという意見が出された。これは歩行者に対するものだが、もちろん自動車の運転手に対する罰則についても触れている。しかし信号無視で月給の三分の一とはこりゃたまげるわ。貧富の差が激しい中国において、高所得者層ともなるとこのレベルの罰金は結構な金額になる。また、駐在員もしかりでこんなレベルの罰金が課されると大変だ。高々信号無視で日本の飲酒運転並の罰金を課されかねない。

 今のところまだ正式決定したわけでもなく、またどこまで本気かわからないが、実現した場合、賛成派と反対派でひと悶着ありそうだ。

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