2008-07-28

気合いだあああああ!!!

  本日発売の週刊エコノミストで『ニート、パラサイト化する中国「80後」世代の生態』というタイトルで寄稿させていただいた。内容としては大学卒業生が意外と就職難の状況にあることについて書いたものである。そして、平たく言えば今の若者には根性がないという内容でまとめているわけだが、これと関係するような新聞記事を見つけた。昨年雲南大学行政管理専攻を卒業した朱さんという人が、一年の間で4つの都市にまたがり6つの職を転々としたという。朱さんは西安人で、卒業後はまずは大学所在地の昆明の政府部門で勤務したものの、3ヶ月足らずで雑務的な仕事に耐えられず、今度は昆明の貿易会社に転職した。貿易会社の給料は比較的よく、商売を学ぶことができるものであったものの、所詮この会社にいれば出稼ぎ労働者に過ぎないと考え、3ヵ月後に会社を辞めて珠江デルタにやってきた。そして広州でパソコン販売員の仕事を見つけたものの、広東語が理解できない等の原因により、あっという間に広州に対して失望し、今後は東莞にやってきてある会社の業務員になった。業務員という仕事はあまりチャレンジングなものではないことから嫌気がさし、3ヵ月後にはまたまた辞職してしまい、今度は深圳に向かった。そして深圳ではようやく願いがかない世界トップ500の外資企業で待遇も比較的良い仕事を見つけ、生活にもゆとりが出てきた、しかしながら今度は仕事のプレッシャー、職場内での闘争、様々な接待等に耐えられず、最終的には実家の西安へと戻った。そして朱さんは西安の将来性を十分に考えた上で、今までの6つの仕事経験を活かし自ら起業することこそが自らの立つべき舞台と考えて自ら起業することを計画しているということである。

  以上を読んだ大半の人はこの朱さんという人の考え方は甘い、忍耐力がないという烙印を押すだろう。私もこの朱さんには根性が足りなさ過ぎると思う。そもそも働き始めたとたんにすぐにいっぱしのビジネスマンになれるとでも思っているのだろうか。その考え方そのものが勘違いもはなはだしい。しかもちょっと働いただけで耐え切れずに会社を辞めてしまう。以前とあるスポーツジムの空手のインストラクターと話したことがあるのだが、練習とちょっとでも厳しくするとすぐに来なくなってしまうとぼやいていた。気合が足らないのだろう。仕事もそうだ。あれはやりたくない、これもやりたくない、でもいっぱしのビジネスマンのようなこともできない。働き始めたばかりで難しいことができないのだからつまらないこともやらざるを得ない。こういう人たちはもっと忍耐強くならないとだめだ。そしてもっと気合を入れないとだめだ。気合いだあああああ!!!そしてこのブログも10000アクセスまであと少し、これも気合いだあああああ!!!(アニマル浜口風に)

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