2008-08-04

新外貨管理条例が年内にも公布の見込み

  現在施行されている外貨管理条例の修正草案である《中華人民共和国外貨管理条例(修正草案)》が8月1日に開催された国務院常務会議の審議を通過した。若干の修正を加えた後に年内にも公布される見込みだ。現在の外貨管理条例は1996年に公布され、1997年に一度改正されているので、今度改正されるのであれば2回目の改正となる。修正後の新外貨管理条例に含まれる内容は次の通りだ。

1.外貨資金流入人民元転及び人民元転資金の流れの管理に対する強化
2.外貨強制戻し要求の弱化
3.資本流出チャネルの拡大、資本項目兌換可能留置空間の推進のために、一段と市場の為替レート形成における基礎性作用の発揮の強調
4.外貨監督管理と検査手段
5.資金違法流入及び人民元転等の規定違反行為の処罰根拠の充実

  少しわかりにくい表現があるが、基本的には直訳したものである。外貨管理条例の改正といいつつも、最近のホットマネーの流入に対して警戒しているような内容が伺える。細かな内容までは今のところわからない。最近公布された前受金や延払金の登記については実務オペレーションに影響するということで多くの企業で戦々恐々としているが、まじめに運営している会社にとっては余りにガチガチな内容になってしまうと迷惑でしかなくなるので、新外貨管理条例においては実務オペレーションに影響しないような内容であって欲しいものだ。

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