2008-08-25

上海の不動産物件価格の動きがやばいかも

  上海の町は内環状線、中環状線、外環状線という表現があるように、環状線で囲まれる地域によって内、中、外という言い方がされる。そしてこの中で中環状線(略して「中環」という)内のエリアでの不動産物件価格が下落している報道を見つけた。具体的には中環内の中遠両遠城と大華繍華城というマンションが大幅に下落したという報道だ。8月18日の中遠両遠城の29室の2階から4階の成約価格は13,842元/㎡で、上半期の21,049元/㎡より7,200元/㎡となんと34%も下落した。また、大華繍華城も8月に道路に面した部屋の販売促進を行い、成約した61室の平均価格が13,551元/平方メートルで、上半期の17,740元/㎡に対して24%下落、またこれら61室のうち特価がつけられた5室については12,079元/㎡に過ぎずこれにいたっては32%の下落である。

これらマンションは位置的には住宅地として成熟したエリアにあり、ずっと値上がりしていくと思われてたエリアだということであるが、今では上海の不動産価格下落の先頭を走っているような感じだ。
昨年大きく値上がりした物件の今年に入ってからの値下げ幅は大きく、家賃収入利回りのいい物件でないとこの値下がりの動きに引きずられてしまっているようだ。

一般的にオリンピックを終えた国の景気は悪くなっていくといわれるが、上海の不動産価格もこんな状況であるし、深圳においても不動産ローンの延滞が増えてきているようだ。中国もご多分にもれずオリンピック後に景気が悪くなるというパターンにはまっていくのだろうか。

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