中国の2015年上半期小売り上場企業営業収入ランキング
聯商網というサイトが2015年上半期小売り上場企業営業収入ランキングと発表しています。本日はこちらを紹介します。
1.百貨店・ショッピングモール
売り上げを伸ばしているところが多いですが決して大きな伸びではなく、マイナスとなっている企業も少なくありません。しかも二ケタ以上マイナスになっているところも多いですね。色んな所で言われていますが、実店舗型は勢いがやはり鈍っていますね。
2.スーパー
スーパーも勝ち組と負け組の差が激しいですねえ。
3.家電
蘇寧がかなり伸ばしています。国美との差が倍くらいありますが、あくまで上場企業分の集計なので、上位2トップの差はこんなにはないはずです。それにしても中国経済のマイナス報道ばかりが目立つ中で、蘇寧の伸びが23.24%、利益も大きく伸ばしているのにはびっくり。
3.服飾
服飾でトップ10の内マイナスとなっているのは1社だけ。アパレルってしんどいイメージなのですが、意外と伸びているのですねえ。
4.ドラッグ
これまた軒並み2ケタ成長ばかり。日経も中国市場に出ているところもありますが、この成長の波に乗れているかな?
5.服飾
売上がマイナスなっているのは1社だけ。一時よく聞いた銘柄の美特斯邦威、今は赤字なんですね。美特斯邦威は名前が売れ始めた頃ってすごい勢いを感じたのですが、利益全然出てない会社ですね。ユニクロ、ザラ、H&Mみたいな巨人の前ではどうしょうもないのかな。
6.薬局
トップ10は全てがプラス成長。利益を大きく落としているところもありますが、伸びてますね。
7.ネット販売
アリババが第2位に入っていますが、京東がトップ。トップでもまだ赤字なんですね。アリババの利益がダントツ、一人だけ突き抜けています。聚美ってこんなもんなのか。
コメントを残す