2019-09-18

2019年上海市各区の平均賃金

上海市の平均賃金が3月、4月、6月に発表されており、発表されるたびに上昇しています。最新の6月21日に上海市が発表した数値ではなんと8765元にもなっています。いつの間にかこんなに上がっています。これは政府の発表した公式の数値ですが、上海市各区のサンプル調査があり、これはこれで興味深く、今日はこれについて紹介します。

サンプル調査の結果による区ごとの平均賃金は次の通りです。

奉贤区 平均賃金:7530元/月

黄浦区 平均賃金:7160元/月

静安区 平均賃金:8380元/月

浦东新区 平均賃金:8170元/月

长宁区 平均賃金:8030元/月

闵行区 平均賃金:8030元/月

虹口区 平均賃金:7970元/月

宝山区 平均賃金:7910元/月

普陀区 平均賃金:7720元/月

松江区 平均賃金:7670元/月

徐汇区 平均賃金:7640元/月

青浦区 平均賃金:7400元/月

金山区 平均賃金:7360元/月

嘉定区 平均賃金:7350元/月

杨浦区 平均賃金:7220元/月

崇明区 平均賃金:5940元/月

このサンプル調査では上海市が発表した8765元を上回っている区が一つもないのが不思議ですが、サンプル調査は昨年12月に行われたものであり、上海市が3月29日に発表した数値は7832元であることを考えると、それなりに参考にできるデータではないかと思います。以下に、それぞれの区について見ていきます。賃金帯の比率まで出ているのでなかなか興味深いです。

1万元以上が約3割います。
金融センターがあるので、もっと高いのかと思っていましたが、浦東新区は非常に広く、かつての南匯区を併合しているので、平均にするとこんなものなのなんですね。
日系企業が多く集まるく。ここも1万元以上は3割越えです。
閔行区は名前がちょっと否か臭いですが、にぎやかな場所も含まれており、そこそこの賃金レベルですね。
ここも1万元超は3割強。もうこうなると、1万元越えは約3割いると考えたほうがいいのかもしれません。
ちょっとはずれのエリアになると1万元越えは2割を切っています。
この句も悪くないのですが、やはり1万元越えは2割弱レベル。
工場が集まるエリアの割には意外と高いレベルにありますね。
ここはもっと高くても長層に思うのですが、そうイメージしてしまうのは徐家匯をついついイメージしてしまうからだと思います。
ここはもっと高いかと思ってました。
離れ島。6000元を唯一切っている区です。

皆さんの会社が所在している場所はこの表に近い感じの賃金レベルになってますでしょうか?

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