2008-11-13

輸出税額還付率がまたまた引き上げへ(今年三回目!)

  11月1日より一部商品に対する輸出税額還付率が引き上げられたばかりだが、12月1日からまた引き上げられることになった。今年で三回目の引き上げになる。今回の輸出税額還付率の引き上げは3770品目とこれまた広範囲にわたっており、輸出税品総数の27.9%に相当する。

  輸出税額還付率の調整は主として労働集約型製品や機電製品等を対象としている。また同時に一部の鋼材、化学工業品や食糧の輸出関税の取り消し、一部化学肥料の輸出関税の引き下げや徴税方式の変更も決定された。

  今回調整される具体的な品目については現在のところまだ発表されていないものの、近々財税部門から発表されることになろう。

  金融危機の影響により特に華南地域での輸出が減少しているという報道が目に付くことから、還付率引き上げや輸出関税の取り消し・引き下げはそれに対応するためのものであるといえるだろう。しかしながら、今月還付率を引き上げたばかりで、まだその効果が見えていない段階でまた引き上げるということにどれだけの効果があるのかというところに疑問を感じてしまうとともに、そもそも金融危機により海外におけるニーズ自体が減少している中で還付率を引き上げたり輸出関税を調整したりすることにどれだけの効果があるのか、もちろんまったく効果がないというわけではないだろうが、個人的にはそのあたりが気になるところである。

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